多分自明な事を明文化してみる

A1について知っている人にはA2〜Anまで話せるみたいな感じなんだと思っています。

A1について言えない状況ではそれに関わる他の事も全部伏せておかないといけなくて、大したことのない隠し事が一つだけでもやけに重たく感じる事があるのはそのせいなのかなと思います。
A1そのものは状況によっては秘密にしておきたいわけなので、カミングアウトの意義は、それ自体に隠しておく理由のないA2〜Anを隠さなくてよくなるという方にある気がします。
それに情報を提示すれば少なくとも相手の認識に影響を与えるし、実益につながる場合もあるはずで、そういう事を考えるとカミングアウトは交渉の手段とも言える気がします。
もちろん後ろに控えているA2〜Anが空集合で、A1自体を言いたいという場合もあるとは思いますが。
 
なんで本当のところを言いたくなるのか時々考えるのだけど、感情的な要素を完全に排除できなくて、いつでも理性的でいたい私としてはなんだか敗北感を感じてしまうのです。
交渉の手段、と言っておいてその発動条件が感情論ありきなのはいけてない気がします。
でも現状維持は何もしないというわけではなく壁を作り続けることなので、あんまり放置しすぎると壁が高くなりすぎて息苦しいですよねとも思います。
なかなか良い解が得られない。